私というちっぽけな表現者

もの書きミュージカルダンサーへの日々。

お母さんはネガティブ

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うちのお母さんは

チョーーーゼツネガティブです。

 

ネガティブ末期でもう、

過去のことを言い訳にして、

そういう自分を変えられないんだと思い込んでいます。

 

だから、全てにおいて疑ってかかるんです。

これは良いことでもあるんですが、

度が過ぎるとちょっとこっちとしては

イライラしちゃうことも(笑)

 

固すぎ!もちょっと柔らかく考えてよって

言いたくなって、

ケンカになっちゃう。

 

お母さんにはいつもこう言われてました。

 

「ばあちゃんやお父さんは

私よりもずっと多く生きてきて、経験があるとやけん、そういう人の言うことは

ほぼほぼ絶対よ。 少なくとを私の考えよりは正しいよ」

 

って。

 

まあ、そりゃそうだと思ってたんですけど、

 

最近、ある本を読んで、果たしてそうなのか??

っていう疑問が湧いてきて。

 

と言うのも、

 

今の時代の若者たちは、

ニートが多くいたり、3年で会社辞める人が年々増加していたり、

 

昔の人からみると、

忍耐が足りない、甘ったれてるって思われてるみたいなんです。

 

でも、それぞれの時代の環境は同じじゃないんです。

 

昔の人は食べ物に苦しみ、

生活するので精一杯。

そんな中で楽しみを見つけて生きていくからこそ、忍耐強く、堅実さというものが大事にされてきたのでしょう。

 

でも今は、物であふれ、何不自由なく生活できる。

その代わり、会社をクビになる人が増えたり、

ネット関係のイジメ、など

その時代時代によって

 

生きる人の生き方、考え方も異なるというのは自然なことだと思うんです。

 

 

 

だから、

私のお父さんが培ってきた考え方の基礎部分と

私が培っている考え方は

私の方が新しい考え方だと思うし、

 

お父さんが経験したことのないようなことだって体験してると思うんです。

 

だから、お母さんのあの言葉、

必ずしもではないと思いました。

 

そして、お母さんがネガティブなのは

ずっと地元にいて、外の世界をほとんど知らないことが原因なのではないかと思ったんです。

 

私が肌で感じている環境を知って欲しい。

そう思ったんです。

 

今日、外の世界へ、お母さんが体験したことのないような場所に行ってきました。

 

 

お母さんは

知らない世界を味わった、日常生活から飛び出せた、と少し恥ずかしそうに言ってました。

 

でも、そういう人も、そういう世界も現実にあるんだよ、夢じゃないし、

お母さんもやろうと思えばできるんだよ

 

そう感じてくれていることを願ってます。

 

知らなかったら選択できないけど、

知っているだけで選択ができる。

 

その違いはとてつもなく大きいと思います。

 

私がそうでした。

 

今まで、親の言葉が絶対のように思っていたけど、

 

知らなかった世界を知ったら、

あれ?!こんな世界も当たり前のように存在してるんだ!!

そう思ったら、

親の言葉だって、むしろちっぽけな一部でしかない。

 

もちろん、私のことを想って言ってくれている言葉である事はわかるけど、

 

でも、選択するのは私自身。

 

それができれば、

自分の人生をいきてるって感じがする。

 

お母さんにもそういうことが届いてほしいな。

 

私の体験した世界ももっと体感してほしい。

体感した上で、会話したい。

 

でも。

今の生活に、満足してる。

幸せだと思えることには

お母さんとお父さん、家族みんなに感謝だな。