私というちっぽけな表現者

もの書きミュージカルダンサーへの日々。

焦らないことに決めました、でものんびりすることとは違います

f:id:nonchoco2525:20170219234923j:image

人は老います。

 

嫌でも時間はどんどん進んで、

ぼーっとしてても、必死になっていても

残酷なほど進んでいきます。

 

あー、高校時代に戻りたい。

このまま時が止まればいいのに。

 

誰もがこう思ったことがあると思います。

 

私はものかきミュージカルダンサーを目指しています。

地球ゴージャスの、舞台に立つのが今の1番の目標です。

 

ダンサーは、体が仕事のための道具です。

 

カメラマンがカメラがなかったり、壊れたりしたら撮れないように、

 

舞台に立つ人は、自分の体がなければ舞台に立つことができません。

 

だから、「老いる」ということは、

ダンサーにとって欠点と言えるものだと思っていました。

 

だから、無意識のうちに焦っている自分がいました。

 

周囲からも焦りを感じることがあります。

もう若くない、若い人が求められる。

 

もっと若い時からやっておけばよかった、

そう思ってももう時間は戻ってくれません。

 

自分より若い人の活躍を見る度、焦りが私を襲います。

 

だから、今日、

自分よりも年齢を重ねた人の言葉に救われたのだと思います。気づかされたのだと思います。

 

ミュージカルは若い人ばかりでは成り立たないでしょ??50代の人が10代の役割を担うこともあるんだよ?

今から頑張るのなら、30代でバーンと華開くために今やるしかないでしょ。

 

目標はみなくていい。

今、着実に努力を積み重ねる。

それしかない。

未来は見えないから不安になってしまう。

それなら、今を、必死こいてやるんだよ。

だからこそ、焦ったらダメ。

地道に今を積み重ねるしかないんだ。

 

某有名な劇団で活躍し、卒業された方のこんな言葉をいただいて、私は涙が溢れそうで溢れそうで、こらえるのに必死でした。

 

年齢や環境、自分の未熟さに焦っている暇があるのなら、今をしっかりと未来に繋がるために積み重ねる。

 

焦っている暇があるのなら、着実に一歩一歩進め。

 

ああ、

焦らない=のんびりするではないのだと、

この時気づいたのです。

 

年齢とか、周囲と自分の技術の差をもう気にしない。

他人のの時間軸ではなく、自分の時間軸を生きる。

昨日の自分よりも今日の自分は絶対に成長する。

 

それが焦らないということ。

そして、続けるということ。

それはもう、大きな海でボートを無心で漕ぐようなもの。

 

本当に、夢を実現するために最も大切なこと教えていただいた、感謝感激の1日でした。

 

本当に、ありがとうございます。