私というちっぽけな表現者

もの書きミュージカルダンサーへの日々。

そしてまた水野敬也さんの素晴らしさを知るのでした

f:id:nonchoco2525:20170709100721j:image

最近は色々とありまして、

心がパンパンです。

なので書くことで少しずつ消化していきたいと思っています。

 

どうぞよろしくです。

 

 

最近母にオススメの本を紹介してもらったので読みました。

 

 

そしたらなんとその本、

私の人生を変えてくれた水野敬也さんが書かれた本だったのです!!

 

母はそんなことつゆ知らず、

私にポンっとその本を貸してくれました。

 

水野敬也さんといえば『夢をかなえるゾウ』

ですよね。

 

でも他にもたくさんの本を出してます。

 

女子をぶった切るけど、意をついていて面白い『スパルタ婚活塾』

心を軽くしてくれる『人生ニャンとかなる』

感動の『それでも僕は夢を見る』

 

 

水野敬也さんがすごいなーと思うところは、

めちゃめちゃふざけているところはふざけて、でも大事なところはビシッと決めて、人の心を癒したり感動させたり、頑張ろうって思わせてくれる。

 

要は、元気にしてくれる。

 

そんな題材の本ばかりなんです!

 

そして今回読んだのは、

『顔ニモマケズ』

 

生まれつき顔に大きなアザや腫瘍あったり、

顔のパーツがうまく形成されていなかったり、

突然脱毛してしまったり......

 

そんな第一印象でびっくりしてしまうような障がいを持った人にどうやって

人間関係や社会の中でやってきたのか、

それをインタビューして書かれたものです。

 

ポイントなのは、この本は特質な障がいを持った人だけが読むものじゃないということです。

 

障がいを持たない私たちにも、

めちゃくちゃこれからの人生の心の支えになるようなことを伝えてくれます。

 

人はみんな完璧じゃないと思います。

コミュニケーションに悩んでいたり、仕事に悩んでいたり、どうしても嫌なコンプレックスがあったり。

 

そこら中にある自己啓発本は解決方法を教えてくれるけど、

それでもどうしようもないことってありますよね??

 

この本の障がいを持った人たちは、一生その顔で生きていくほかありません。

どうにもならないのです。

それでもなるべく明るく、豊かに、生きていくにはどうしたらいいのか?

変えられない事実とどう向き合っているのか?

 

それは時に「折り合い」とか「割り切る」という言葉で表されます。

 

とても印象的なのは、

彼らの「この顔じゃない人生を選べるのなら普通の顔になりたい。でも、この顔でなければ今の生活がないというのなら、この顔でいい」

 

という言葉です。

 

これは、この顔でよかったー! と言えるような単純なものではないことがわかります。

たくさん嫌なこと辛いこと悔しいこと悲しいことがあった。

こんな顔じゃなかったら、こんな苦労なんてしなくて良かったのかもしれない。

でも、しょうがない。

変えられないのだから、このまんま生きていくしかない。

ならば、どうするか。

 

そのヒントを9人の方々がそれぞれ幸せに生きられる術をその生き様で証明してくれるのです。

 

 

私にも、あります。

生まれつき右手にアザ?のようなものがある、とか。

歯並びが悪い、とか。

性格だとか。

 

でもこの本を読んだ時、嫌になるくらいわかりました。

 

それをうまくいかない言い訳にして、

自分を納得させている部分があったのかもしれない。

それをバネにするかただの言い訳にするかは

自分次第なのだ、と。

 

だから、顔だけが問題じゃない。そりゃ見た目はとても印象に影響を与えるけど、

最後にぶつかるのは、

もっと本質的で、誰にでもあてはまる別の課題だったんです。涙、涙(笑)

 

いや〜、それに気づかせてくれる敬也さんは、本当にすごいなー。

どんな頭と心してるんだろ?(笑)

 

そういう人の素敵なポイントに気づけるような

物書きになりたいかも。