私というちっぽけな表現者

もの書きミュージカルダンサーへの日々。

たくさんの想いを胸に

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たくさんの試行錯誤を重ねて臨んだオーディション。いくら準備をしていても、前日は不安と緊張で、どこか心が寂しかった。

 

全てのことに意味づけをして

ストーリーをみせようと思った。

 

ギリギリのところまでそれを言語化して、本当に伝えたいことだけ隠した。それをダンスで表現した。

 

1つの作品として、自分で演出をした。

 

 

した。

 

でも、それが伝わるかどうかは本当に別問題。

 

良いようにも、悪いようにも、全く別の視点でとらえられることもある。

 

表現することの恐ろしさとはこれか、と思い知らされた 。

 

 

だから、昨日は1日、とてもとても反省した。

ああ言えばよかった、こうできればよかった、、、

どんなに頑張っても、満足してもらえなかったら、それは表現する側の責任になるからだ。
でもこれは、研究、実践の繰り返しでつかんでいくしかない。

 

 

 

だから、終わったことをいくら悶々と考えてもしょうがない。反省したら、次に活かそう。

そう考えると、自分が今できることは全て出し切ったんだと、心がスッキリした。

 

 

でもやっぱり

審査員の方々の言葉を思い返しては、

どうしたら、、、どんな改善点があるか色々考えてしまった。

 

 

それを繰り返し、気持ちがせめぎ合っていた。

 

 

そしてもう、

次の日の朝には結果が出た。

 

 

不合格だった。

 

 

悔しくて、自分が情けなかった。

こんなにも悲しいのかと思った。

 

結果が出なかった時、自分のこのオーディションに対する気持ちがどれだけ強かったのかがわかる。

 

面接ではいろいろ考えて答えたけれど、
本当はただ1つ。
ダンスが大好きで、今まで自分が感じさせてもらった感動を自分が届けたい。

実現したいこと、やりたいことはたくさんあるけれど、

結局は、ただそれだけだったんだ。

 

 

 

でも、もういい。

 

私をとらなかったのは間違いだったと思われるくらい器の大きな人になればいいんだ。

 

私はこのくらいでめげない。

Uzmeの活動から離れたりしない。

 

だって、私の大好きな土屋太鳳ちゃんも、何度オーディションを受けても、 不合格だった時期が、あった。もう私には無理かも、、、と弱気になることもあった。だけど、その苦しみを乗り越えたから、きっともっと輝けたのだと思う。

 

そう信じて、私は踊り続ける。

 

 

 

昨日はさすがに心も体も疲れ果てて、
ダンス、しばらくはもういいかも、、、とか
弱音を吐きそうになったけど、

今日には、復活してもうすでに踊りたい。

 

 

切り替わった。私の強みはこういうところ。反省したらすぐに立ち上がって、また前を向いて歩き出せる。

 

 

この原動力は何なのだろう?

やっぱりダンスが大好きだからかな。

 

ああ、あと私の周りには本音で話せるめちゃめちゃかっこいい素敵な方々がいるからだ!

 

 

色んなオーディションを最近受けはじめたけれど、それぞれに求められるものが異なるから、雰囲気も全然違う。

ただ1つ共通するのは、チャンスは1度しか無いということ。そこで出たものが全てだということ。

 

 

 

今回のオーディション、楽しかった。

たくさんの想いを胸に、私はそう思う。