【情報解禁!第3弾!】こっからがアイケンジャパン、CM撮影現場の本音です。
オーディション。
最近、4つくらいのオーディションを受けました。(現在進行中のものもあり)
それで、この間悔しい思いをしました。
(アイケンジャパンの撮影リハの時のことです)
いきなりオーディションみたいなのがはじまって、踊らされたんです。
私は後ろの方で踊りました。
その結果選抜されませんでした。
原因はなんでしょうか?
踊りが下手?
オーラがない?
見てもらえなかった?
有名な振付師の方は優しい方で、
ダンスの上手い下手ではなく、カウントがしっかりとれている人にしました、今選ばれた人たちが前にくるけど、みんないろんな角度から撮られるから、しっかり踊れるようになっといてね。
そう言っていました。
でも、結局、選ばれたいものに選ばれなかったのです。
突然の選抜。
もちろん一生懸命踊りました。
踊ったのも1分もないくらいです。
本当一瞬。
人数がいっぱいいるから、どんどん回される、その一瞬でどんどん決められる。
私は1番手のチームで踊ったので、選ばれていく後のチームを見ていくことになります。選ばれている人を見ると、やっぱり目を惹くんですよね。
ということは、私は、そう思われなかった、あるいは見えなかった。
ほんと、オーディションって一瞬ですよ。
撮影がはじまっても、呼ばれて配置されるのも運とタイミングなんです。
ちょうど人数オーバーで外されたり、偶然右側に固まってたから、後ろの方になったり。
かと言えば、服の色や靴の形で必要とされることもあるし。見栄えを考えてのことですよね。
1番先頭に真っ先に行ったけど、後ろの人が前の方にされる立てことも何度もありました(笑)
みんな、なんとかして前に前にってするんですけど、ほんと運とタイミングで決められちゃうんです。
ああ、こういう感じなんだ〜と思いました。
でも、そこでめげてはダメなんじゃないかと思うんです。
だって、もっと周りをよく見て、もしかしたら次はこのカットだからあの場所の近くにいよう。
次はここに並べられるはずだから、中間の方にいた方がいいかな。
そういう、運とタイミングを超えた見極め力のアンテナを張っていたら、いくらも見てもらえたり、テレビに映ったりする可能性って上がるじゃないですか。
ここで諦めてたら、本当に運とタイミングだけですよ。
振り回されて疲れたのか、やる気がなくなってしまっている人が見受けられましたが、そういう人は目指しているものに対して、その程度の気持ちなんだと思います。
私は初めてのCM撮影でしたが、1日目に悔しい想いをしたので、3日間でこれらを分析して行動したため、最後の方にはとことんできる限り前に行くことができました。
でも、こうも思うんです。
そりゃあ、大きく映った方が観られるからと、テンションが上がって頑張ろうと思えるけど、どんなに端っこでもというか、目立たない場所だからこそ、私はここにいるんだ!!と、一生懸命踊るべきなんじゃないか。
私はそう思います。
悪目立ちをしないように、だけどこの場所でいかに魅力的に、あの子、いいねと思ってもらえるように踊れるか。
それを懸命に考えて、踊りました。
結果、撮影がとても楽しかったんですよね。
毎朝早起きできつかったけど、
はいカットー!!
お疲れ様でしたー!!
ありがとうございましたー!!!
パチパチパチパチ👏
この最後の瞬間、ああ、良かった。ちょっとだけ寂しいな、と思ったんです。
ドラマとかいう大きなものでもなく、15秒か30秒間という短いCMだけど、みんながこうやって一体となって作り上げたものが出来上がった。
振付師さんの「ありがとう」っていうあったかい口癖とか、
暑い中ずっと天気の様子をみてくれていたアシスタントさんのかっこいい姿とか、
ピリピリした緊張感の中の、音響さんの強い声とか。
CMっていう商品を宣伝する短い映像が、こんなにもたくさんの人と時間にによって作られていたなんて、今まで考えたことなくて、本当に、すごいことじゃないですか。
第4弾につづく。