夢をかなえるゾウ 水野敬也著 商売人、何かを人にギブしたい人には必須の心得!!
56.一度儲けを忘れてお客さんが喜ぶことだけを考える
ずっと赤字やったら自分が潰れてまうからな。でも、なんで潰れたらあかんのや?
それは、自分が潰れたら、もうお客さんを喜ばせられへんようになってまうからや。
せやから「何がなんでも儲けたい」ちゅう考えと「お客さんのために儲けを出したい」ちゅう考えは違うんやで。
お客さんを喜ばせるために値段は下げてあげたい。
でも仕事続けていくために利益は出さなあかん。
そのジレンマに悩むんが、商売のあるべき姿やねん。
松下の幸ちゃんがな、大阪万博で松下電器を紹介する「松下館」を出展した時の話や。松下館は連日行列ができる大賑わいやったんやけど、そん時猛暑でな。
炎天下に何時間も並ぶ人らを見た幸ちゃんは、社員と一緒に、日よけ帽子と団扇を無料で配ったんやで。
この行動にお金儲けは関係あらへん。ただ「お客さんを助けたい」て思たからしたことや。こういうことをサラッとできるんが、ほんまの商売人なんやで。
アルバイト先でこの課題を実践!
まず、イベントで意見を書いてもらう紙が必要だったのですが、その紙は別に普通の白い紙で問題なかったのですが、印刷代をかけて、来てくれたお客さんが少しテンションが上がる可愛い飾りがついた紙にしました。
あと、ハガキの上下を逆に印刷してしまったんですね(笑)
もう、あとは出すだけ!だったのですが、
もしかしたら気にする人がいるかもしれない、ということでもう一度やり直しました。
これらのことはとても小さなことです。
周りからしたら、そんなこと気にしない、無駄な出費だと言われるかもしれません。
でも、この課題を通して思ったのは、お客さんが喜ぶことだけを考えるというのは、
逆にいうと、お客さんが不快に思うことをしないってことでもあるということです。
白い紙でいいところをちょっとだけアレンジするのは、ちょっとしたハッピーだけど、
ハガキが上下逆なのは、少しだけど確実にん??ってなります。
そういうのを取り除いていく細かさって、とても大事なことかもしれません。
ガネーシャのいうように、
特に、人に提供する側にいたいと考える人にとっては。
私もダンスや文章で人に夢や感動を届けたいという想いがあるので、儲けとか、効率性とかを一旦置いといて
その人のことだけを考えるっていうことを真剣に考えて、サービスを提供できるようにならなきゃと思いました。
実際、このくらいいやろ、とかめんどくさいな〜って思ってしまって、なーなーにしてしまうことって、大雑把な私にとっては結構あるので(笑)
大胆さと細かさどっちも兼ね備えていたい!!