夢をかなえるゾウ 水野敬也著 実家に居ると必ず陥る母とのやっかみ
68.図書館に行く
「仕事、お金、人間関係、幸せ……人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。
そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。
その『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん?
自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?
自分は悩みのガラパゴス諸島なん?」
最近実家に帰り、母との関わり方に悩みを抱えました。
何かあればすぐにグチグチ言われ、いつもイライラきつそうな姿をみせる母をみると不快でなりません。
気を遣って家事を手伝ったり、話をきいたりするのですが一向におさまらず、激しくなるばかり。
そうすると私もイライラしてきて、
私だってキツイのに、、、
こっちは気を遣ってるのに、、、
でも、それを母にぶつけたら余計に
面倒なことになるし、体力を消耗してしまうため、良い解決法にはならないのではないかと思い、我慢し、ストレスになる、、という始末。
離れていると実家がいいと思うけど、実家に戻ってくると一人暮らしがいい、自由で1日中、皮肉を言われることもない一人暮らしがいいと思ってしまって、さあ大変(笑)
という日々を過ごしていました。
そこで、本を読みました。ガネーシャ課題ですね!!🤗🌼
おかしなことに、母から勧められた本です。
『さっぱりと欲ばらず』という本なのですが、
99歳おばあちゃんの幸せに生きる秘訣をがまるで友人に手紙を書くかのようにありのままで書かれています。
その中に
嫌なことは忘れて、いい思い出だけを大切にする
人の欠点はお互い様。だから人の悪いとこはみても見て見ぬ振り。良いところだけをみる。
と言う言葉に出会いました。
不思議なもので、
多分今まで多くの人や本に教えられてきただろうことなのに、
こう言う時に読むと、なんだか、
そうだよなあ。
と、純粋に受け止められます。
このおばあちゃんの長年の経験からなる純粋な確信ある言葉だからかな。
お母さん。
ネガティブ思考だけど、健康とか防犯とかメンタル面とか、いろんなところからサポートしようとしてくれる。
ネガティブなのは、ある意味完璧志向で、きっと、自分の理想を深く深く追求できるからなんだろうな。
無理無理言いながら、なんだかんだ見守って支えてくれている。
うん。
よし。
よく本は問題解決のために読むといいと言われるけど、
読んだだけでは解決しないし、
読んで行動しなければ解決にはならないけど、
読むことで、母のことを恨んで避けたりすることなく、あんなふう、こんなふうに向き合おうという姿勢ができました。
スタンス?といったほうがいいのかも。
これからもよろしくね、お母さん。