私というちっぽけな表現者

もの書きミュージカルダンサーへの日々。

本当にやりたいことほど踏み入れるのが怖いけど

 

決める

 

 

「決める」ってなんでこんなに清々しいんだろう。

 

私はいつも決められないことが悩みでした。

優柔不断も度がすぎて、何も選べないのです。

 

無限の可能性と選択肢がある中で、たった1つを選ばなければならない。一本の道しか通れない。

 

それが怖かったのです。

これを選んでしまったら、多くのものを捨てたことになる。この道でしか得られないものもあるだろうけど、じゃあ、ほんとにこの道でいいのか?

 

だから選べないのです。

それで、自分では何も決めないまま、自然に身をまかせるようになるようにしてきました。

 

そこまで重要ではないことであれば大丈夫なんです。

でも、自分の人生において一大事だと思えるものは、選べない。

だって、失敗するかも、無駄かも、損するかも。

1番大事なものこそ覚悟し、決断し、選ばなければならないのに、大事だからこそ選ぶのが怖い。失うかもしれないのが怖い。

でも、それでは前に進めないのが現実。

 

私はもがきました。考えて考えて考えました。

寝落ちが続いたり、女の子の日が来なくなるくらいずーっと考えてました。

 

本を読んだり、人からアドバイスをもらったり、神社にお参り行ったり、いろいろ手を尽くしました。

 

でも、結局自分で選ばなければならないのです。

誰からなんと思われようが、言われようが自分で選択して生きていかなければならない。

 

考えれば考えるほど、その現実が身に染みました。

 

選択しないことも選択できるのです。

 

いつもそうやって流してきた課題。

 

でも、変わりたかった。

今回は、自分でばっさりと決断したいと思った。この迷っている時間が惜しいと思うようになったからです。

 

といったものの、私が決断できたきっかけは、人から決められた締め切りだったのです(笑)

 

ファミレスの店員さんが来てしまったから、まだ何を注文するか迷っているけど、決めてしまわなければならない、、、

 

まさにそんな感じでした。

 

でもだから、ふっきれたし、本気で考えることができたのだと思います。

 

それまでに決めなければならないという並々ならぬプレッシャーによって、本当に大事なことが見えて来ました。

 

そして、やっと決断できました。

 

今、とても清々しいです。

良くも悪くも、もう決めてしまった!

悩む必要なくなった!

決めてしまったのだから、今目の前にあることに集中できる!!

 

すると、どうしたことか、悩んだ時間が無駄ではなかったように思えて来ました。

悩んだからこそ、気づけたことが、わかったことがいっぱいあったのです。

 

正しい道や効率の良い道ではなく、自分が納得できる道を進まなきゃ、気持ちよく進み始めることができない、もし後悔した時、自分の気持ちに嘘をついて進んだ道より、100倍マシだし、また一から立ちあがれるんじゃないかな、とか、

 

私はただ一生懸命やれるものをやりたいだけで、それが仕事になったらラッキーくらいにしか思ってなかったとか、

 

ゴールを必ず達成すると信じているならば、ゴールは同じでただ進む道がいろいろあるだけで、それなら自分がやりたい道を選ぶだけじゃんとか、

 

 

 

深く深くに潜んだ自分を知ることができたと思えるのです。

 

やっと前に進めます。猪突猛進で(笑)🐗