私というちっぽけな表現者

もの書きミュージカルダンサーへの日々。

#思いがけずにできたコロナ休日 #這い上がる #本

お題「#おうち時間

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メンタリストDaiGo。

テレビ、本、ラジオ、youtubeなど、多くのメディアに取り上げられ、注目を浴び続けている彼のことを知らない人は、少ないと思う。そもそも、「メンタリスト」という職業を作ったのも彼なのだ。相手の選んだカードを何気ない会話の中から読み解いていく、というゲーム感覚の番組などもあり、怖いくらいに当たるのが面白い。メンタリストDaiGoと対面した大物俳優たちが、演じて隠そうとしても、その裏の裏を読んで本心を読み解いてしまうからだ。

 

そんなメンタリストDaiGoのyoutubeをたまたま見ていると、興味深いものがあった。「コロナでできた急な休み中に何をすれば人生変わるか考察」というタイトルの動画だ。そこでDaiGoは、心理学的に、与えられた休日に、人は幸福を感じにくいという研究結果が出ているという。それは、「コントロール感」の問題で、自分の力で考えた計画を達成した快感によって人は幸せを感じるからだ。例えば、何もすることがないとダラダラ過ごすより、今日はやってみたかったコレをしてみようと決めて過ごす休日の方が充実感が得られるということだ。

もちろん、体を休ませるという意味で、丸一日ぐ〜たらする、というのも幸せだろう。だけど、それをまる一ヶ月続けてしまうと、心にも体にも悪い。

 

という私は、自粛に入って、何のやる気も起きなくなっていた。会ったことはないけれど、小さい頃から馴染みのあった、志村けんさんの訃報、生きる源にしていたくらい楽しみだった舞台の中止、ダンスや芝居のレッスンも無くなり、それが結構堪えた。もともと、何かをしていないと不安になってしまう性格だから、尚更だ。急にやることがなくなって、家にいるが、家でやる趣味もなく、思いつかない。何かをやる気力もなくなって、動かないから、気怠くなってきて、悪循環だ。ご飯も作る時間はたくさんあるのに、面倒に思えて、普段は食べないようなスナック菓子と、チョコレートの大袋になっていた。

 

やばい……。

頭では分かっているが、狭い部屋で、ずっと動かず過ごしているから、もう体が動こうとしない。そんな状況に陥っていた。

 

今までは、週に4日レッスンへ行き、週4、5でバイトへ。たまに友人と食事したり、写真撮ったり、活発に動いていたのに、それが一気にできなくなったのだ。落ちていくのも、当然に思える。

だから、心理学的には、理にかなっていると言えるのかもしれない。だって、自分で計画して得た休日じゃないし、計画立てて何かしようとも思えなかった。いわゆる、幸福感を感じる「コントロール感」は皆無だった。逆に、あれもダメ、これもダメ。自粛しないと……とあらゆる見えないものに支配されている感覚だったから、どんどん堕落へと向かっていた。

 

 

一日中ベットの上で過ごし、無の状態で天井を見つめていた。すると、カーテンの隙間から、光が見えた。ああ、今日いい天気なのだな、と少しだけ体を起こし、思い出したかのように空気の入れ替えのために窓を開けた。

 

フワッとカーテンがなびいた。風が顔にかかり、重たい瞼が少し上がった気がした。その時、なぜだかわからないけれど、ある本のタイトルが浮かんだ。ずっと気になっていて、読めていなかった本のタイトルだ。それが、マンガ版『死ぬこと以外かすり傷(通称:死ぬカス)』だった。ご存知の方もいるかもしれないが、東京天狼院の片隅に、「本の知恵袋」というオススメの本をお客さんが紹介しているコーナーがあって、その中にこの本のことが書いてあったのだ。私はそれを、無意識に読んでいて、ずっと心の片隅に残っていた。

 

私は我に帰ったように、ここ数日ずっと着ていたパジャマを脱ぎ捨て、顔を洗い、マスクをして完全防備で自転車に乗った。すぐ近くの本屋で、漫画版の『死ぬカス』を買ったのだった。家に帰るなり、その本を読んだ。結果的にいうと私は猛烈に危機感を覚えた。

 

「わわわわわ、私腐ってきてる……、「熱狂」を忘れるところだった……」

 

と、そう思った。そこからは早かった。自分に今できることは何か考え出し、何でもいいから手を動かし始めた。ダメだったらダメ、できなかったらできなかったでいいから、とにかく手を動かさなければ、という思考に変わっていたのだ。

今になって思う。あの感覚は何だったのだろう。なんか、変な感覚だ。何かに突き動かされるような感覚。周囲のことなんて忘れて、何者かに操られるように、行動していた。こうやって記事をたくさん書いたり、あらゆる映画や本に触れたり、会いたい人に電話したり、オンラインのレッスンを受け始めたり。何に役にたつかもわからない。もしかしたら無意味かもしれない。だけど、今、やってみたいこと、それを全力でやってみた。周りから見たらちっぽけかもしれないけれど、そんなのはどうでもいい。ただただ、思うままに手当たり次第にやっていた。そうすると、自ずと自分自身について、ゆっくりと見つめ直し、考えている自分もいた。

 

 

ああ、そうか。今、腑に落ちた。著者である箕輪さんの「熱狂」が本を通して、私に乗り移ったのだな、と。この本にもそれは、堂々と書いてある。

 

たとえ一人であっても、「熱狂」は、いろんな人に移って広がっていく、と。

これは、箕輪さんだけに言えることではない。何かに熱狂的になっている人は、それが正の感情であろうと、負の感情であろうと、注目される。なんかおかしなことやってる奴がいるぞ? と。そうやって多くの人の目にとまると、それに共感した人が仲間に加わって、どんどん伝播し、その輪が大きく広がるのだ。

 

私はこの本を読んで、危機感を覚えるほど、やらねば!!!! となった。堕落した生活を送ることによって、今まで自分の積み重ねてきたことを、棒に振るうなんてもったいないと、気付かされた。もっともっと、成長させていく術はあるだろう? と鼓舞された。

 

本が、またしても私を救ってくれた。これまで幾度となく救ってくれて、支えられてきたのに。本は、何の見返りも求めず、平等に人を救うのだ。

 

もし、今何もすることがなくて退屈している人がいるのなら、この本を読んでみてほしい。マンガだから、活字が苦手な人でも読めると思う。私も、マンガならいけるかな……と思って単行本もあるが、あえてマンガを選んだのだった。ただでさえ、読書をするときは、座ったり、寝そべったりして動かないことが多いのに、そこからここまで立ち上がらせてくれる本はそうそうないと思う。だけど、この本は、ベットに貼り付けられていたかのような私を、ひっぺがし、行動させてくれた。ほんとに、「熱狂」の力ってすごいと思う。

 

だから、この本は、ピンチをチャンスに変えられる本だ。

腐りそうな人間を、叩き、目覚めさせてくれる本だ。

逆境なんて糞食らえと思わせてくれる本だ。

ワイルドで、サバイバルな本だ。

 

この「熱狂」がまた、読んだ人に伝播してくれることを望んでいる。

そしてほんとにそうだな、と思う。

死ぬこと以外、かすり傷だよ。

 

 

 

なんだか今日、同士のことを想い、とっても焦りました。

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なんだか今日、同士のことを想い、とっても焦りました。

 

 

私も何かを生み出さなきゃ。。
産み出して、それがどんなに不格好でも愛してあげて、そして、人様の役に立つ。
そんな人に早くならなきゃ。
テレテレしてられない。
このままじゃ悔しいよ。
きっとずっと悔しいよ。
明るい未来は自分で作るのだ。
 
書いて、踊って、そして笑うんだ。
 
SNSを見ていて、フッとそんな風に思ったんです。
ああ、私こんなことしてたら、ずっと受け身のままだ。
ずっと、消費する人生で、自分から何か人のためになるようなことがいつまでたってもできやしない。
このままじゃいけないような気がしたのです。
 
私ができるのは、文章や自分の体で表現すること。
そうだと思いたい。
お願いしますから、そうさせてください。
とてつもなく努力しますから。
そんな風に思った日でした。
 
Web天狼院書店に掲載させていただいた、誰かのためを想って書いた記事。
読んでみてください。
 『天狼院一の夢追いスタッフが本気で選ぶ、心をスッと軽くしてくれた「ばあちゃんじいちゃん本」』

私は、多分、天狼院のスタッフ一夢を追っています。私の夢は物書きミュージカル女優。舞台に立つことと、文章を書くことで食べていきたいのです。だから、そんな私の毎日は、レッスン、天狼院書店のバイト、レッスン、たまにオーディションや舞台。そしてレッスンバイト。毎週こうやって記事を書き続けるのも、物書きとして食べていけるようになるためです。
他のスタッフにもそれぞれこうなりたい、ああなりたいという素晴らしい夢はあると思うのですが、ちゃんと現実を見て、地に足をつけた上で掲げているので、実現可能性が高い。私のようにフワッとしていない。だから、夢というよりも、近い未来という感じで、イメージが鮮明にできます。なので私が、とても突拍子もないことを言っているように見えて、夢を追ってる感が強いのだと思います。ただでさえ、舞台の世界は厳しく狭き門だというのに。
だからスタッフ一、自分の人生に悔しさや敗北感、不安や迷いを強く感じてしまうのかもしれません。
そんな情緒不安定な私の心を支えてくれたのが、ばあちゃんじいちゃんが残してくれた本でした。

でも、そんなふうに感じるのは、私だけではないはず。きっと誰もがそんな感情を抱いたことはあるのでは。実際、スタッフと夜な夜な話すのは、そういった自分の人生のこれからのこと。気がつけば人生相談になっていたということも少なくありません。
サラリーマンも、お母さんもお父さんも、先生も、女子高生もフリーターもニートも、お金持ちも、ホームレスも、自分は普通だと持っている人も。
みんなみんな少なからず、自分の人生を嘆くことがあるのです。

なので、今まで私のことを支えてくれた本をご紹介させていただきたいと思います。
本気で救われた! と思うものだけを選びましたので、ぜひに。

続きはこちら↓

http://tenro-in.com/articles/team/61012

平凡な日常で、子どもからも学べる大人になろうと思った

 

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少女がキラキラと輝いた目で、全身を使って踊っていた。

小柄な体とは打って変わって大胆に、そして子供らしいセクシーさを放って表現するその姿は、もう、圧巻だった。心で踊っているようで、私の目からはポロッとひとつぶの涙がこぼれていた。

 

何も、大劇場で高額なお金を支払って見た舞台ではない。

市民センターで、そこら中にいくらでもあるようなダンススタジオの発表会。

しかも、私の場合、偶々舞台で知り合ったお母さんに招待という形で呼んでもらった。

 

なのに私は、少女を見てこう思ったのだ。

「本物って、やっぱりあるんだなぁ」

 

どんな動きも、写真を取られているかのように一瞬一瞬形が美しい。私には少女の姿だけが止まっているかのように見えた。

表情も豊かで、音楽ともシンクロしている。

本当に素晴らしかった。

 

いつもの私だったら、おそらく、いつものごとく、あんなに小さい子がこんなに上手に表現している。自分の踊りを踊っている。なのに、それに比べていい歳した大の大人の私は、全然だ。と、ネガティブに捉えて悔しがっていたことだろう。ああ、もっと小さい頃からダンスしておけばよかった。もっと恵まれた環境にいたかった。そう僻んでいてもおかしくなかった。正直に言えば、そういう気持ちも少しはある。けれど、今回はそんな気持ちより、もっと爽やかな感情が私の中に生まれていた。

 

それは多分、数日前のある出来事がきっかけだろう。

別に特別なことではない。平凡な私の平凡な日の出来事だ。

ただ、なんかちょっと私がおかしかっただけのことだと思う。

 

ここ最近の私の生活習慣は良いものではなかった。ものかきミュージカル女優を目指す私は、夜遅くまでとあるこれまたおかしな(もちろんいい意味で)書店で働いて、朝早くからレッスンへ行くの繰り返しだった。十分な休みがなく、それを紛らすために無駄な買い物をしたり、食べ過ぎたりすることが多かった。心身共に、明らかに疲れていて、「やる気が出ないというのは、やりたくない言い訳だとわかってるけど、できない……だるい、とことこん怠けたい」と、簡単に言えばこんな精神状態だった。

 

少しでもこんな気持が取っ払われればいいなという思いから、超絶久しぶりにブックオフ来た。古本古着、レンタルなどあの、丸いキャラクターが印象的な店だ。しかも、何を思ったか、開店と同時に私は店へと入った。お目当ては、ずっと気になっていたウクレレウクレレをポロンポロンと引きながら歌えたら、素敵ではないか。あと、少し前に話題になっていたジェニファー・L・スコット著の『フランス人は10着しか服を持たない』の本があればいいな~というものだった。

たぶん、どこでも良いから日常から逃げ出したかったのだと思う。だから何か新しいことを始めたりしたくなったのだろう。

中古品の楽器コーナーにあるウクレレを見て、5万円以上したのにびっくりして、そそくさと本のコーナーに移動した私は、お目当ての本を探していた。

たくさんの本棚が何列にも並んでいるこの店内。その棚には少しの隙間もないほど本がびっしりと並んでいる。100円~コーナーへ行き、本棚と本棚の間に挟まれるように私はお目当ての本を手に取り、ページをめくった。

 

「在庫ありますかっ?」

 

ハリのある声で、気持ちよく働く青年たちが、いた。

それだけで何故か涙ウルっとした。

あまりにも自分と違って清々しいからだ。

こんな朝っぱらから気持ちよく働いている姿をみて、何だか私の心まで浄化してくれるかのようだった。人間は周りの環境に適応する能力があるという。周りがプロばかりの中で過ごしていたら、自然と自分の意識も高まるし、汚い部屋で過ごしていれば、自分自身も怠惰な生活になってしまうのと同じである。だから、清々しく働く彼らが、私の心に何らかの影響をもたらしたと言っても過言ではない。

私は色んな想像をした。もしかしたら、若気の至りで、夜遅くまで飲み会あった後かもしれない。ちょっと気だるい体をなんとか持ち上げて、今日も出勤。そんな青年がいてもおかしくはないし、もしかすると、彼女と過ごす素敵な朝を惜しみながらでてきた人もいるかもしれない。

 

店内を走り回って、バタバタとかける青年たち。

誰かがミスしたのか、アイツまたやったなとでも言うようにヒヒッと笑う者もいた。

何だか本当に、こっちまで気持ちが明るくなった。

私は『フランス人は10着しか服を持たない』を購入した。

またここへ来ますね、の意味でカードを作ってもらい、お店を後にした。

 

思えば、この時から、私の中の何かが変化していたのかもしれない。

 

私は買った本を読みはじめた。

この本を選んだのは、自分の心の中をきれいに整理したいからだった。自分のことをもっと見つめ直したかったし、自分が何をしたいのかわからなかった。心の中がぐちゃぐちゃで、どうにかしなければならないと分かっているけれど、ただ時間が過ぎていく。もっと落ち着いていて、余裕があって、確固たる自分をもった魅力的な自分でありたいと思った。その答えが、この本にあるような気がしたのだ。

 

大げさに聞こえるかもしれないけれど、その人がどんな人間で、どんな価値を持っているのかというのは、を1分1秒どう過ごしているかの積み重ねでできていると思う。

なんとなくすごす人は、なんとなくの人間だし、上品に過ごす人は、中身も外見も上品だ。とてもシンプルなことだけど、それが簡単にできたら苦労しない。

フランス人はとてもシンプルな暮らしをしている。それが、フランスの文化として根付いているから、彼らにとっては当たり前のことなのだ。私たち日本人にとっては、当たり前ではないから、彼らのそのシンプルで見栄を張ったりしない習慣が驚くほど凄いと思ってしまう。彼らとは同じようにできなくても、何か得られることはあるかもしれないと、私は思った。

 

案の定、この本を読んだおかげで、少しずつ意識的に行動できるようになった。無駄な買い食いが減った。そのおかげで生活習慣の乱れも整ってきた。その良い循環が私の心と体も明るくしてくれたのだ。

 

やっぱり本って良いよなあ、と改めて思った。

読むだけで、本が行動を促してくれるから。自分の興味関心があることならなおさらである。なりたいじぶんが、変わりたい自分がある時、それを解決してくれそうな本のタイトルには自然止が止まるはずだ。それを著者と自分の一対一の世界で会話することで、その世界に熱中できる。だから、私はそのことで頭が一杯になり、行動できる。本には、あまり異言葉ではないけど、洗脳のような、没頭できる効果があるような気がしてならない。

 

そのおかげで、私は無気力だった自分から抜け出し、死んでいた感性が戻ってきた。

 

そんな時に見たダンス発表会。私の五感は多分みずみずしいものだったのだろう。この発表会を見て、こんな教訓を得た。

 

幼いあの少女を羨むのではなく、学ばせてもらったんだと感謝すること。

本気出すことができずに子供に負けることのほうが、逆に大人気ない。

そう思える自分の心はまだ若いかも? と思えてちょっぴり嬉しくなった。

 

子供にだって学ぶことは沢山あるのだ。

大人のプライドなんてこの世界にはいらない。

だって、姿を見るだけで、本当に教えてくれるのだ。

形の綺麗さ。表現を楽しむことの大切さ。表現するってどういうことなのか。

心の持ちよう。

年齢や知識なんて、この世界には通用しない。

どれだけ心打たれるか。感動させられるか。

そして、惹きつけられるか。

そこに年齢と経験も性別も何も関係ない。

どこまでまっすぐ対象とと向き合えるかなのだ。

そう思わされた。

 

子どもだって、無意識だとしても、大人も子供も、人間じゃなくても関係なく周りから学んでいる。

 

 

そしてやっぱり、誰しもの心動かす圧倒的なものって、あるんだと感じる。

自分の心が丁度弱ってたからとか、同じ志を持つ共感できるものだからとかではなく、

どんな人をもこれを観たら、心動かさずにはいられない、そんなものがあるのだと。

それを多分ホンモノと言うんだろうな。

例えば羽生くんとか、イチローとか、ミスチルとかサザンオールスターとか、ビートルズとかマイケルジャクソンとか。

本当にすごかったら、ホンモノだったら、嫌でも自然と広がっているではないか。

 

そんな人になりたければ多分、ずっとそのホンモノを見続けること、触れ続けることだろうと思った。

 

だって、その子たちの踊りを見た後の私の踊りは、自分でも分かるくらいいつもと違った。やっぱり、良いものを見れば見るほど、それに対する想いが強ければ強いほど、人って変わるのかもしれない。

 

そうやって少しずつ成長していけたら、と思う。

 

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「止まらない食欲を抑えるには」という深刻な悩みを3年もの間抱え続けてきた女がついに見つけた答え

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 ↑驚くべき腸内洗浄を発揮する『スッキリ大根』

 

「自分のやりたいことで生きていく」と決めてからである。

私は大学3年生の就職活動期に、人生のターニングポイントともなるような出会いに恵まれ、自分の好きなことで生きると決めた。

就職活動を辞め、アルバイト生活を送りながら、踊ること、書くことに膨大な時間を費やしてきた。当然、どうしようもない不安やキツさに押しつぶされそうになった夜もある。未だに荒波のような天国と地獄を繰り返しながら、日々を送っている。他人から見れば、平凡なただのフリーターに見えるかもしれないが、当の本人の気持ちは、本人にしかわからないものだ。

 

そんな毎日を送る中で、私はある大きな難題に追いかけられることになる。

この難題は、一見可愛らしい問題に思えるかもしれない。人によっては、何だそんなことかと鼻で笑われるようなことかもしれない。

でも、私にとっては、本当にどうすればいいのかわからないほどの深刻な悩みだった。

幾度となくその難題に向き合おうとしたが、いつも結果はダメだった。

ダメならダメで、開き直ってしまおうとして、悪循環のスパイラルに陥った。

もう、諦めるしかないのかと思う自分も嫌だった。

 

 

自分のやりたいことで生きていくということは、現実と理想の自分のGAPと真正面から向き合うことが必要になる。そして、そこから逃げることなく、地道に努力していく他ない。私は、そこから逃げ出したいと思うことがあると、必ずある行為に移ってしまう。

それは、「暴飲暴食」だ。

 

それが私の大きな悩みの一つだった。

これは、笑い事にならないほどの無駄なお金と時間を浪費してしまう。

一番怖いのは、依存症になってしまい、それがないと情緒不安定になってしまうことだ。タバコやお酒、麻薬のように私は食べ物を求めていた。

いつもスーパーやコンビニに行ってしまう。

お腹が減っていないのに、気持ちが悪くなるほど、食べてしまう。

自分で自分をコントロールすることが出来ないのだ。

 

かと言って、自分を落ち着かせるために食べたのに、その不安が解消されたわけではないため、結局何も解決しておらず、また食べてしまう。お金をかけまいと、安くて量のあるものを求める。その殆どが体に悪い物だ。だから、身体にも悪い影響を及ぼしていた。むくみやすかったり、免疫力が下がっていたり。けれど、それを続けていくうちに、どんどん身体がバカになり、悪いものを食べても何も感じなくなる。薬を飲みすぎると、効果がなくなって来るのと同じだ。

私の暴飲暴食の程度も、ズンズン大きくなってゆき、それでも足りないと脳が判断するもんだから、自分がやりたいと思っていた、踊ることや書くことにまで支障をきたしてきた。

踊る時間よりも、食べていたい。書くことよりも食べていたい。私は食べることに生活を支配されていたのだ。時間も少ないお金も、無駄な「食」に飲み込まれているという状況だった。

 

自分がやりたいと思っていることなのに。

楽しいはずなのに、なんで。

 

そんな悩みを抱えて3年が経とうとしたときである。

私の目の前に、可愛いけど少し変わった天使が現れたのだ。

 

偶然その天使は私と同じ名前で、さらに、私が前の職場で、彼女の後任だという巡り会いだった。

出会ってすぐに、お互いまだ何も知らないのに意気投合し、先輩である彼女と、一緒に働いたことすらないのに、プライベートで会う機会もあった。

 

彼女は管理栄養士という資格を持っていて、仕事をしながら、フリーランスとしても活動を始めていた。

ジブリが好きで、考えることが面白い彼女は、自分で自分のことをこう言っていた。

「私は、管理栄養士のくせに、料理も苦手だし、食生活もメチャメチャだった。そんなんで、お客さんにアドバイスしたり、薬出してたんだよ。自分のことも出来てないのに、おかしいよね」と。

私は彼女のこういうところが好きだし、尊敬している。

そして続けた。

「だからこそ、時間がなくて忙しいコンビニ生活の人の気持ちが分かるし、甘いものが大好きで、ニキビに悩んだり、コントロールできないことに悩みを持つ人の気持ちがよく分かる。それで思ったの。私みたいなダメダメな人の役に立ちたいなって」

 

それだから、彼女は、コンビニでご飯を買うなら、これがいいだとか、時間がないときはとりあえずコレを食べろだとか、ダメダメ生活のあるあるを少しでも解消してくれるアドバイスを丁寧にしてくれる。

 

私が、彼女を頼ったのも、そこが第一の理由だ。彼女も私と同じような人種だから。だからこそ共感と説得力が増したのだと思う。

 

そこで教えてもらったのが「ファスティング」というものだった。

簡単に説明すると、私が行ったのは、腸内環境のリセットだ。私には専門的な知識がないため、変に説明すると、誤った情報を書いてしまう可能性があるため、細かい説明はしないでおこうと思う。私は丁寧なカウンセリングを受け、内容に承諾した上で、その彼女も実践済みの「ファスティング」というものを行った。

 

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ファスティング専用ドリンク

 

 

その結果、私がこれまでずっと抱えてきた悩みの原因を突き止めることが出来たのだ。

 

それは、とても意外なことだった。悪いのは、世に溢れた美味しい食べ物やなんでも食べれる便利な環境ではなかったのだ。

一番の原因は、私の思考回路だったのだ。

 

 

私の脳は、食べないと生きていけない。食べないと不安。という強烈な思考に侵されていた。しかし、それは行き過ぎた幻想だったのだ。人間の必要なカロリー摂取量は決まっている。そんなに食べても死にはしない。むしろ、お腹が空くという現象には、人間の体にとって、良いこともあるのだ。

 

ファスティングを無事に終了した今でさえ、そう思えるが、あの頃の私は、頭ではそう、分かっているのに、少欲を抑えられなかった。口に何かを含んでいないと不安だった。

 

「自分のやりたいことで生きていく」と決めるまでは、そんなことなかったのに、人生気張って頑張りだした時から、その分やらなければというプレッシャーやストレスが、私をその行動に貶めたのかもしれない。

完全に思考回路の問題だったのだ。

 

それが、ファスティングをすることで、食べなくても平気だという新しい思考が私の中に入り、行動が一変した。

今まで食べていた無駄なお菓子を食べないようになったため、お金と時間に余裕ができた。その時間を有効に使おうと、ダンスや文章の時間に当てることができるようになった。記事を書く際に必ずお菓子を一袋空けなければ書けなかったのが、それも必要なく、集中力を切らさず書けるようになった。さらに、食べるものが一変したおかげで、悩みだった浮腫も取れ、丸く二重顎だった私の顔にほんの少し、希望が戻ってきた。集合時間にも余裕を持っていけるようになったし、些細なことかもしれないが、確実に私の思考が変化したことで、行動も変わっていった。

 

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別に私はファスティング信者でもないし、おすすめしようとも思わず、やりたい人がやればいいと思っているのだが(お金もある程度の条件などもあるため)、これだけは言わせてほしいと思う。ファスティングをしたおかげで、私は、お金にも時間にも余裕ができたし、なんと言っても、自分がずっと悩み続け、それが癖になっていたヘドロのような思考が良いものに変化したということだ。

 

今、とてつもなく感謝している。

本当にやってよかったと思っている。

いつも後々公開する選択ばかりしか取れなかった私を、彼女が救ってくれたのだから。

人間、ダメだと分かっていても、どうしても美しい選択肢が取れないことがある。

そんな時は、誰かに背中を押してもらうことも必要なことかもしれない。

私はただ、食べることを楽しみ、そして健康も手に入れたいと思った。

ファスティングはそんな人に向いていると思う。

食べすぎたときは、きれいな選択ができなかったときは、その後に自分にあった方法で挽回すれば良いのだ。そんな方法がある。私は、それを彼女に教えてもらった気がする。

 

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健康に不安がない人はいない。

誰だって、健康でいたいと願っている。

不健康がいい人なんていないはずだ。

私は、ちょっと変わった天使に巡り会えたことで、いま、こんな思考回路が私の頭の中に加わっている。

 

健康的な生活を保つ行動を、楽しめるような人間になろう、と。

この思考回路が、私の目標の実現に大きく関わっていることは、言うまでもない。

 

 

 

7月!!!!内側から身体改革宣言!!

 

ちょっと、本当にやばいんです。

いやガチめに自分の体酷使しすぎ。大切にしてあげないと、もう身が持たないと危機感すら覚え始めました。しかもそれの状態が当たり前になってきている。

いや、これはあかん。

ということで、7月はファスティングという、食生活を整えて、体を浄化させることに挑戦して、あと、ヨガもしてそして一番は睡眠!!!をしっかりとろうと思います。

 

あと、ダンサーとしての体作りもさらにストイックにやっていこうと思います。

よりしなやかに! そして芯のある動きができる体へ!!!

そのためには毎日の積み重ね。

今時分がどの筋肉を使っているのか、意識しながら生活します。

 

宣言しとかないと、絶対やらないので、こちらで。

 

では、おやすみなさい。

これから計画立てて、7月なったら毎日、これらのことについて書いていくので、

 

 

叱咤激励、お願いします~~~~~!!

皆様の力が必要なのです~~~~~~~~!!!😂

【努力し続けられる理由がここにあった】

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理由なんて、あと付けでも何でも良い。
ただ、その意味が見つけられたなら、きっともっと強くなれるから。
 
土屋太鳳ちゃんの写真集『初戀』を買いました。
美しくて、無邪気な太鳳ちゃんの姿がいっぱいです。
 
でも、正直、この写真より心打たれたのは、太鳳ちゃん自身が綴った終わりの言葉でした。
 
決して自分はトップスターに輝けるようなタイプじゃない。
けれど、みんなと同じように体調管理や体型維持に悩んだり、何かを掴みたくて必死にあがいあたり。
生活や心の距離がとても近い。
だからこそ、自身を投影したり共感してもらえるシンボルになれるんじゃないか。
 
そんな言葉に、私はハッとしました。ハッとしたと言うより、うん。と頷けたという感じでしょうか。
私が太鳳ちゃんのことが大好きな理由も、こんな風におこがましく太鳳ちゃんって呼べたり、本気で友だちになりたいと言えるのは、太鳳ちゃん自身がそんな存在でありたいと考えていたからなのだと思います。自分の理想を体現できるって、本当にすごい。
 
同時に、私もずば抜けた容姿や能力、オーラを持っていないからこそ、誰よりも共感してもらえるよう、裸の心でこの世界を生きていきたいなと思えました。
そうなるために、私は、毎日毎日時間に追われながらも必死に頑張ってるんだと思うことができました。
 
最後に。
全く関係ないけど、家の近くの小学校で運動会の練習がここ最近ずっとあってて、沖縄の曲に合わせて踊ってるみたいなのですが、めっちゃ沖縄行きたくなる(笑)
どうか皆が、今日くらいは素敵でのんきな日を!!
 
 
 

初めて、【博多座主催!】ホークス✕コンドルズ『FLY AGAIN』の舞台に出演します!②

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カミングアウト。先月の発表会のリハで、足を上げた瞬間盛大に破れました。恥ずかしかった、

 

初めて、【博多座主催!】ホークス✕コンドルズ『FLY AGAIN』の舞台に出演します!②

いや~、私と結婚とかしなくて大正解だと思います。お互い賢い選択したな、と。ほんと、危ないところでした。私と結婚するなんて。

先日インスタグラムで見てしまったんです。昔付き合っていた彼が新しい彼女さんととっても美味しそうなご飯を並べているところを。その殆どが、手料理でした。二人で食べ切れるのかってくらいの。

それに比べ私は、お金もないし、料理は節約のためにするけれど、適当だし、掃除も最低限で、おまけに殆どすっぴん。生活スタイルも、朝早く家を出て、夜遅く帰ってきて、死んだようにガーガーといびきを立てて眠る毎日。いや、ホントこんなやつと結婚したいなんて方がいたら、めちゃめちゃ心広い方ですよ! まあ、今の私にそんな余裕ないのですが(笑)

たまに、な~んでこんなに頑張ってるのかな、とナイーブになることがあります。誰しもそんなことってあると思うのですが、

私の場合、
今通っているダンススタジオの中で一番レッスンを受けてるんじゃないかというくらいレッスンに通ってて、具体的に言えば、週5ペースで、そのうちの2日は10時間くらいぶっ通しで踊ることもあって、7時間踊るのなんてざらなのです。それでいて、超真面目に(もちろん楽しみながら)レッスンを受けています。手を抜いたらレッスン受ける意味がないので。
それ以外のときは、自主練したり、仕事したり文章書いたりしてます。
朝は4時45分に起きて、仕事へ行き、夜は夜で仕事が終わるのは23時くらいになっちゃう。

我ながらよくやってるな、と思うわけです。
こんなにやってるなら、流石に報われないとやってらんない。
でも、そんなにすぐ結果は出るわけじゃないから、毎日コレを繰り返しているとナイーブになっちゃうのもわかりません?? 行けないとわかっていながらも、お菓子食べすぎっちゃったり、意味もなく夜更かししちゃったり、素直になれなかったり、寂しくなったり。

ついつい私頑張ってますアピール感が出ちゃってるかもですが、そんなことはない。
コレが当たり前の世界に私がいるだけなのです。

他のレッスン生も、まだ高校生なのにレッスン代のために夜遅く、明け方頃まで働いて、学校へ行っていくつかのスタジオを掛け持ちで通ってる子もいるし、毎日毎日レッスン来るのなんて当たり前なんです。
世界で考えたら、おそらく、私よりももっと努力して稽古してる人がたくさんいるのだろうと思います。
むしろ今の私の努力で人並みぐらいなんじゃないでしょうか。

多分、プロの人にとってこんなの当たり前で。
コレくらいでヘコタレてたら、プロとして活躍できない。
今回博多座でご一緒させていただく『コンドルズ』さんを始め、その他のたくさんのプロの方々は、みんなこの道を通られてきたのではないかなと思います。

先をゆく先人たちに比べるとまだまだ下手くそだけど、
それはこの毎日の小さな積み重ねで埋めていくことができるから、そんなに心配はしていません。ただこなしてゆくのみ。ダンスが下手くそなのは当たり前だけど、でも、魂込めておどることだけは、スペックや才能、経験値は関係がない。
たまにいるじゃないですか。めちゃめちゃうまいわけではないのに、心奪われて仕方ない人。
そんな人が、技術的な力もついたら、最強じゃないですか? というか、結局はそういう人がうまくなってプロとなり活躍しているのかもしれません。

私にとって、その第一歩がこの舞台だと思っています。

心配してくださる人、
すごいねって言ってくださる人、
応援してくださる人、
怠けてる私に喝入れてくださる人、
相談に乗ってくれる人、
勝手に思ってる同士(笑)

そして目指すものに向かって努力することが当たり前なこの環境。
この環境も、そんな周囲の人々がいるからこそです。

その全てに感謝します。

ということはつまり、
私と結婚するとか言いながらしてくれなかった彼にも感謝して、
これから出会い結婚し、私と一緒に家庭を持ってくれる未来の彼にも感謝しなきゃということですね(笑)

【先行予約受付開始!!!!!】
コンドルズ「fly again」
公演日 8月2日、3日 18:30開演
チケット料金 A席5,800円 B席 3,000円
※先行受付は、A席のみの受付
※4月27日締切!!
講演内容詳細はこちら↓
http://www.hakataza.co.jp/lineup/h30-8/

↓ご予約希望の方

①田中望美に氏名(カタカナ)、希望公演日、枚数を伝える
②4月30日までに予約の可否の連絡が来る
③席の手配ができたら、チケット予約表(予約番号)が発行される
※お渡しは5月30日以降
博多座劇場正面のチケット売り場にてチケット代金を支払い、予約表とチケットを引き換える
※予約表お渡しの際にお伝えした期限までに引き換えください
※事前に引き換えが難しい方は、現金書留にてチケット代金をご送付ください。(発見内容・お届け先のメモを忘れずに入れる)
<引き換え場所・時間>
博多座チケット売り場
毎日10時~18時
お支払いはクレジット払い(一括)も対応しております

<送り先>
〒812-8615
福岡市博多区下川端2-1 (株)博多座営業部 吉森宛

ギリギリのご報告、ごめんなさい。
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おっおっお早めにどうぞ!!

コンドルズの有力メンバーである福岡油山出身の俳優、ギタローさんのHPに練習後の集合写真が載ってました!!⇓
http://picbear.club/media/1748391533977418580_199144625…