女性が年明け前に必ず見るべき本、発見
女の人って、大変。
結婚や出産、社会的な地位や偏見。
いろんなしがらみに囲まれています。
ほとんどの女性が結婚して旦那さんに養ってもらいながら、育児や家事をする。
それが一番いいのだと、未だに私たちの心に強く根付いている価値観じゃないかなと思います。なぜなら、自分の両親がそうなのだから。
それが、幸せの形なのだと、知るのです。
でも、みんながみんなそうなのでしょうか??
そんなわけないですよね。
女性でもプロ野球をしたい人たちがいるし、政治に参入したい人もいる。
結婚より仕事にやりがいを感じる人もいる。
料理が苦手な女性だって。
男性は稼げるから、独り身でもなんとかなるけど、女性はそうもいかない。
その考えって、まあ、本当にそうなのかも知れないけれど、
でも、それでいいのかな?っても思うんです。
これも、単なる考え方の違いってだけだと思うけど、
私は、女性だから、結婚しないといけないからという理由で
自分のやりたいことや、目指すものを諦めようとは思わない。
むしろ、自分のやりたいことで食べていけるようになって、
たくさん自分を磨いて魅力的な人間になって、
その時に出会った同じ目線の人と結婚して、子供を産みたい。
そう思ってしまうのは、危険なことでしょうか??
確かにリスクは大きいかも知れません。
だって、目標を追っているうちに婚期を逃さないか。そもそも理想の人と出会えるのか。何もなく、もし目標さえ届かず落ちぶれたら、生涯孤独になるかもしれません。
そんな風になるのだったら、目の前にいる人と結婚して持ちつ持たれつの関係でほのぼの過ごした方がよほど幸せ。
普通って、本当はとってもありがたいこと。
だからこそ、こういう考え方って、反対されたり、すごいねーって他人事のように言われたりする。
私自身も、確信の持てない未来に不安はある。
でも、
ここで苦労してでもなりたい自分や未来があるのなら、きっと背中を押してくれる人の言葉を信じるべきだ。
背中を押してくれる人こそ、女性がもっと強くたくましく生きていく道を歩んできた人だから。
みなさん、どこかで見たことがあるんじゃないでしょうか??
この温かくて、柔らかい絵。
私がいうのもなんですが、決してうまい! というわけではないけれど、この絵と、物語の調和に、今日も1日頑張ろうと励まされる漫画。
そうです! 実写化もした『毎日かあさん』
の西原理恵子さんの本!!
『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』
これを、年明け前に世の女性に、ぜひ読んでもらいたいと思いました。
私も半信半疑で、バスの中で読んだのですが、「はじめに」から、涙がでてしまいました。
お母さんってすごいとは思っていたけど、
何がすごいかって、
お母さんも私と同じような女の子で、女性で、女なんですよ!!
それなのに、お母さんっていうすんごく大きな器も持っている。
演劇の世界でこう教わったことがあります。
女性は、男の人の前で、女にも、母にも友人にでも、何にでもなるのだと。
だから、恋人同士である役柄だとしても、
ある時は母親のように相手を包み込んであげたり、
ある時は女性としての魅力を醸し出したり、
ある時は、あたかも同志であるかのように背中を押したり。
女っていうのは、男の人の前でたくさんの役割を果たしているんだ、だからそれを踏まえて演技の仕方を変えなさい、、、みたいなことを言われたことがあります。あくまで女性というのはベースにありつつの話ですが。
だから、確かに〜って思ったし、女の人って大変なのか〜って思いましたよ。
あ、だからと言って男の人が大変じゃないとか、悪いなんて言う意味ではありません!!
私が女だからこう言うのであって、男の人を、全て理解できるわけなんてないので、
男の人があーだこーだではなく、
女としてどうしていきたいかという視点からただ喋ってるというだけです(笑)
だから、そうですね、
男の人に向けてこうしろー、ばかやろー!
っていうんではなく
どちらかというと、
女の人に向けて、こういう在り方もありないー?!?!
って言いたい。
もし失恋して落ち込んでも、
結婚できるか悩んでいても、
仕事と育児で疲れていても、
腐らず、強くて素敵な女性でいられる生き方が、この本には記されているような気がするのです。
私みたいな、
夢も女性としての喜びも!!
っていう世間知らずのわがままなやつにも
光の道を与えてくれます。
そっか、こうやって生きていけばいいのかと、踏み出す勇気をくれるのです。
西原さんの経験に基づいたこんな言葉があります。
だから今、逆風の中にいて、どうしたらいいかわからずにいるか女の子たちに、言っておきたい。そこから一歩踏み出すことを、どうか諦めないで。
王子様を待たないで。社長の奥さんになるより、社長になろう。
お寿司も指輪も自分で買おう。
その方が絶対楽しいよ。
人生で、女性だからこそ、男性だからこそ立ちはだかる壁ってたくさんあって、
失敗も成功もたくさんこれからも経験していくのだろうし、たくさんしていきたいバッチコイ精神な私なのですが、
どうせぶち当たるのなら、自分に正直に生きられる道を進んでいくところでぶつかっていきたいし、自分を磨ける試練であってほしい。
決して不平等で汚い沼の世界にハマりたくはない。あ、悲しいけれどそんな世界があるということも、この本は教えてくれるし、そんな時にどうすべきかもという考え方も差し出してくれます。
だから、新しい一年を迎える前にこの本を読むべきだと思うんです。
もっと広い視野で、女の人が生きていけるようにという想いが込められたこの本。
知っているのとそうでないのとでは、
新しい1年の中での、
出会いや関わり方も全く違うものになるはず。
少しずつだけれど、
女性としての経験を、私も私なりに味わってきました。
100歳まで生きると決めている私は
まだ5分の1しか生きてないので、ほんの少しの経験しかないですが(笑)
それでも、キュンとして舞い上がったり、
失恋して落ち込んだら、ずっと一緒にいたいなと思える人に出会ってお別れしたり、こんな感情、こんな自分初めて!! っていう経験もたくさんありました。
特に、初めて結婚したいなと思える人とのお別れするのは迷いましたよね(笑)
自分の目標を諦めたり、妥協するしかないのかなと本気で考えたりしました(笑)
あの時は寂しかったし、悲しかったけど
それでも今は、お別れして良かった!!
これで良かったんだと思えます。
自分が一番輝ける舞台に向かって精一杯努力したい。その先で出会う人が必ずいるはず。
そういう人と一緒になるのがきっと幸せへの道だと思うから。
こんな私みたいな人を応援してくれて、
そのお手本の背中を見せてくれるのが、
この本。
だから、泣いちゃったんですよね(笑)
いろんなことでつまずいた時、
読み返したくなる本。
出会えて良かった〜!!!😊🍀